ドイツグルメは「安、太、美」絶景のジュネーブがっかりベニス

世界のハプニング ヨーロッパ

 ワープ05 ヨーロッパ卒業旅行!
ドイツグルメは「安、太、美」絶景のジュネーブ、がっかりベニス

  ドイツでは、フランクフルトをたずねました。

フランクフルトは、昔からドイツの金融と商業の中心として知られていました。

大通りには、世界的な企業の支店等が林立し、

まさに「ヨーロッパのビジネスシティ」と言う感じでした。

私達は、市内を散策して有名な「レーマー広場」でちょっと休憩したあと、

ご当地グルメ「フランクフルトソーセージ」を食べに行きました。

ドイツ「ちょっと驚き、多種類過ぎ?ソーセージ」

通り沿いのお客さんで賑わっているお店に入ると、

日本人の私達が知らない、本当にいろんな種類「ソーセージ」がありました。

「ソーセージは「安、太、美」(安い、太い、美味しい)」

私達は、違いがわからないので、他のお客さんが注文している人気の

「ソーセージ」を確認して注文しました。

届いたソーセージは、見た目は大きくて、食べてみると、日本より

お肉の味付けが少し濃い感じでしたが、非常に美味しかったです。

冬場なのでソーセージの温かさで身体も温まり、2人で本場の味を

堪能しながら「来て良かったね、満足~!」と話合いました。

このため、ドイツでは、よくソーセージを食べました。

「ソーセージは「安、太、美」(安い、太い、美味しい)」

また、ここでは、私は荷物が増えそうなので、バックパックを買おうと思い、

商店街をウロウロしました。

いろいろなお店を見て回りましたが、お国柄を反映して

「実用的で頑丈」(言わば質実剛健)な商品が多かった気がします。

また、商品は値段的にもリーズナブルですが、個人的な感覚として

オシャレではありませんでした。(個人差はありますが!)

残念ですが、私が欲しい、是非買いたいと思える商品はありませんでした。

このため、ドイツでバックパックの購入は諦めました。

ジュネーブ「絶景」「物価の尺度は、マクドナルド指数!?」

このあと、スイスに向かいました。

ドイツからバーゼル経由で「ジュネーブ」到着です。

私達は、国際的な景観地なので本当は普通のホテルに宿泊したいと

思っていました。

しかし、ジュネーブは一般的に物価が高いうえに、

冬場のスキーシーズン最中なので普通のホテルでも非常に高いので諦めました。

記憶によると、確か1人1泊20,000円位?

私達には予算オーバー!

いつもの様にユースホステルを利用しました。

基本的に当時ヨーロッパの「ユースホステル」は安くて充実していたので!(笑)

翌朝、私達は、朝食とランチを合わせた形でブランチを食べに行きました。

ただ、世界的な観光地の観光シーズン本番なので

通常のレストランカフェは結構値段が高いので、

安くて美味しい世界的な定番ファストフード、マック(マクドナルド)を

食べに行きました.

私達は、なにも気にしないで、「安いから」と思って気楽に

市内のマックに入りました。

しかし、ここで驚きの事実を発見!日本だと300円から400円の

マックが想定外に高く、なんと~約800円もしました.

値段を知って友人と2人で「えらい高いな~」と、非常に驚きましたが、

まあこれも一つの経験だと思いマックとコーヒーを頼みました!

直ぐに提供され、空腹なのでパクつきました。
マックの味は日本とほぼ同じでした。

2人とも「なんだ~、同じ味じゃん!」の感想でした。

流石に世界ブランド、世界共通の味でしたが、国により値段が大きく

違いました。 ちょっと不思議~。
お昼前のマクドナルドでしたが、若い人を中心にお客さんが結構いました。

店内には大きな窓があり、その窓からは本当に綺麗な街の街並みと

美しい山並みが鑑賞できました。

観光写真そのままの「絵画」のような美しい光景でした。

このため、私達は途中から(マックの半分から)は

急いで食べるのを止めてゆっくり味わいました。
この後、私たちは市内を散策しましたが、日本とは全く違う

美しい街並みが続き別次元の美空間でした。

ここでちょっと恥ずかしい話ですが、なぜジュネーブかと言いますと

スイスは永世中立国で知られていて、国連や赤十字の発祥の地であり

私はてっきり スイスの首都はジュネーブだと思い込んでいました。

本当は「ベルン」ですが…

また、スイスではチューリッヒ、ローザンヌそれにバーゼルも有名です。

しかし、私たちは当時、スイスで一番有名で

世界的にみても価値のある都市であり、首都は「ジュネーブ」で

一度は訪問するべき都市だと確信していました。

本当に不勉強でした。(汗)

でも、行ってみて、実際のジュネーブを散策してみると、

ガイドブックでは分からない、安心・安全の独特の空気感があり、

世界各国から人が訪れ、様々な言語が飛び交っている、

リアルな国際都市を実感できたので大きな意味はあると思いました。

私は、何故か意識高い系(ハイソな感じ)の人が多い気がしました。

また、町は大きな湖に面していて、雪山に囲まれた市内の中心部は

綺麗な川が流れていました。

冬場は観光シーズンなのでたくさんの観光客で賑わっていました。

時折、長いスキー板を持った人たちもいて「あ~、スキーの本場なんだなぁ」

と実感しました。

残念ながら、個人的にはスキーをした事がなかったので、その魅力が

分かりませんでしたが~。

しかし、スイスの本場の冬はかなり寒いので、私たちはこの寒さと物価高にかなり閉口して、そうそうに次の目的地イタリア・ベニスに向かいました。

列車中で、二人は「次に来ることがあれば、チューリッヒ、ローザンヌに

も行きたいね!」と話したのを覚えています。

 ベニス「憧れの水の都はがっかり!?」

続いてスイスから夜行列車で、イタリア、ベニスに向かいました。

途中で長~いトンネルを通ったのが道中の記憶としてあります。

また、列車で越境するので、国の通関の担当者が車内を回り、一人一人の

切符とパスポートをチェックしていました。

私達はそれまで、列車内で通関した経験がなかったので、

少し驚きながらも「なるほどなー」とこの通関システムに感心しました。

さて、訪問先の「ヴェネツィア」(ベニス)は、アドリア海の最深部、

干潟の上に築かれた、運河が縦横に走る水の都です。

なんと、150を超える運河が177の島々を分け、

運河には400におよぶ橋で結ばれています。

地上は、迷路のように狭くて曲がりくねった路地で当然自動車は入れず、

各種の橋も歩行者専用です。

市内の輸送の中心は、ゴンドラ(gondola)と呼ばれる手漕ぎボートでした。

余談ですが、私の若い頃は イタリアの「水の都はベニス」(英語)が

普通・標準でしたが、

今はベネツィア(イタリア語)と半分半分でしょうか?

恥ずかしながら、少し前まで、「ベネツィア」と「ベニス」は違う

都市だと思っていました。(汗)

当時、日本でみるベニスの紹介記事や広告は本当に綺麗な中世の

お城の中の運河を優雅にゴンドラが行きかう写真が多く、

私はその光景に「ず~」と憧れていました・

そして、ヨーロッパ・イタリアに行く時は外せない都市、観光地がベニスでした。

私にとっての、今回の卒業旅行でのヨーロッパ訪問の

大きな動機・モチベーションはベニス観光だと思っていました。

そうした思いを抱え、ドイツからの列車を降りて、

ベニスに到着し駅を出たら何もないごく普通の、言葉が悪いですが

人の少ない田舎の駅前広場でした。

列車内でも、私は友人に「ベニスすごく綺麗な街だから

記念写真を沢山とろうよ」と話していましたが~。

日本でお馴染みの市内電車やバス停がなく、当然走り回っていると

思い込んでいた、フェラーリやカウンタックの高級車もいませんでした。

呆然としながらしばらく、進み、小さな橋を渡るといきなり運河と

ゴンドラの世界でした。

最初、私はやっと会えたと思いましたが、次の瞬間、

「あれ~?」と失望、落胆したのを覚えています。

何故かと言いますと…事前の想像とは大きく異なり、

運河は汚れていて汚水が流れ、ゴンドラはボロボロ、

運河に面した中世の街並みも壁がボロボロ、今にも崩れ落ちそうでした。

大げさでなく!

私達は、一瞬で「夢が覚めた感じ」でこれが本当のベニス?

私のイメージしていた、写真でみたあの景観美の極致の水の都はウソ?

これは詐欺じゃないの?

私の憧れのベニスは写真で見た「運河をゴンドラが進み月光に輝く街並み!」

本当に何が本当で何がウソなのか? 

私は幼心に表面的な情報だけでなく、現地で確認する必要性を強く感じました。

イメージと全く違うと強烈に感じました。

そして、私達は、早々にローマに向かいました。

これは、想定外の「がっかりハプニング」だと思います。

その後、観光地として、運河の浄化や景観の美化に取り組んだようで

かなり綺麗になったとの事ですが…

最近もベニスが大水害とかのニュースをみますが、

残念ながら全く関心・興味が無くなりました。

本当に、残念で、がっかりな思い出です。

続いて、イタリア ローマです。

 

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